どうして日々の過ぎて行くのがこんなに
早いのかしら。
ふぅ…。
先週の火曜日のこと。
ミュゼ濱口陽三・ヤマサコレクションで
開催中の南桂子・銅板版画展へ行きました。
私ども夫婦恒例のお蕎麦屋でランチした後
有楽町からてくてく歩きます。
私は田舎者で、東京の街の距離感とか
わからない婆さんです。
てくてく歩いてたらあっという間に東京駅。
えー⁉️と驚く。
まあ、山手線のお隣駅なのだから、当然と言えば当然なのだけど。
で、向かった目的はバス停。
今まで知らずにきた、無料循環のバス。
メトロリンクなるバス!
八重洲口から、出てるというから探すものの
バス停がなかなか見つからず…
やっと着物姿のご婦人お二方が立っている
道路側に発見。
しかし、そこから出るバスは目的地の水天宮
まで行かないとのことで。
とりあえず来たバスに乗って三越前で降りると
親切なおばさまが、私もメトロリンクに乗るからと、色々丁寧に教えて下さった。
バスの中にあるチラシを見ても、いまいちよくわからないのだけど、そのおばさまの解説で
なるほど〜!と理解するわたくしたち。
ようやく来たバスに乗り込むと、結構な乗客数。
運良く座れましたあ。
無料循環バスであちらこちら巡ることができて楽しいのよ。とおばさま。
先に降りる際、お互い手を振ってお別れ。
なんだか、とても幸せな気持ちに。
水天宮前で降りて、トコトコ歩くと
目的のミュゼ濱口陽三・ヤマサコレクションへ。
あまり期待していなたかったのだけれど、
とても素敵な版画展でした。
私の好きな世界観だし、ほんとうに繊細な
美しさの中に子供のこころが満ち溢れているような版画。
鳥や花、少女。
この南桂子さんは、40代を過ぎてから
この世界へ足を踏み入れたとのこと。
しかも、作品は1950年1960年とかのものなのに、斬新なデザインだと思いました。
最近の作家さんのもの?と思ってしまうほど。
可愛くて、どれも素敵な作品でした。
こころがほっこりするような東京散歩でした。
まだまだ知らない街、知らない場所があります。
お出かけしようと思っておる次第です。